教育課程
幼稚部
言葉、表現、人間関係を中心に指導する。日常生活の中で、言葉への興味や関心を育て、喜んで話したり、聞いたりする態度や言葉に対する感覚を養うようにする。
また、多様な体験を通じて豊かな感性を育て、創造性を豊かにする。
小学部
日本の小学校教育課程のうち、国語と算数を扱う。とりわけて全ての教科の基礎となる国語に重点を置く。ただし、授業日数の関係上、日本の小学校と同程度の内容の教育を実施することは困難なため、両教科とも教材を精選の上重点的指導を行う。
また、特別活動においては、望ましい集団活動を通して、心身の調和の取れた発達と個性の伸張を図り、集団の一員として自主的、実践的な態度を育てる。
中学部
日本の中学校教育課程のうち、国語と数学を扱う。国語では、日本の風土、習慣、歴史等、文化的素材も積極的に取り入れる。数学では、数学本来の目的である論理的思考の育成の他に、日本語による数学的表現に慣れさせ、度量衡の違いにも慣れさせる。ただし、授業時数の関係上、両教科とも日本の中学校と同程度の内容を扱うことは困難なため、教材を精選の上重点指導を行う。
また、特別活動においては、望ましい集団活動を通して、心身の調和の取れた発達と個性の伸張を図り、集団の一員として自主的、実践的な態度を育てる。
高校部
「日本とアメリカをはじめとして国際的に活躍できる人になってほしい」という生徒への願いから国語・社会の学習を通して、自分たちで考え、意見を交換し、互いに学び合う力や日本の歴史・文化・政治・経済へ深い理解を促し、多面的・多角的に考察する力を育てる。特別活動においては、望ましい集団活動を通して、心身の調和のとれた発達と個性の伸長を図り、高校生としての自主的、実践的な態度を育てる。
日本語部
日本語を第一言語としない児童生徒を対象に、日本語及び日本の文化等について指導を行う。小学校1年から5年生までは、学齢によるクラス編制を行い、楽しく学ぶ日本語学習を目指す。小学校6年以上は、習熟度による編制を行い、日本語を外国語として、文法も含め系統的に学ぶ。日本語5修了時には、SATⅡ受験に対応できる能力が身につくことを目標とする。
また、特別活動においては、望ましい集団活動を通して、心身の調和のとれた発達と個性の伸長を図り、集団の一員としての自主的、実践的な態度を育てる。